作品−042  成田市 Y邸外観・内観


計画に際して、敷地の高低差を生かした配置及び平面計画が要求された。
生活の中心となる1階をメインフロアとし、水廻りは、全てこのフロアに集中させている。それは、地階と2階の縦の軸線を、敷地の高低差をうまく利用することにより、演出するためである。
地階と2階をつなぐ階段は、居間・食堂の均質空間を分断しているが、用途に応じて使い分ける役目も果たしている。
無機質で翼を広げたような外観は、頭の上をよぎるボーイングに向かい、離陸しそうである。

 


・延床面積:139.23u(42.12坪)
☆ハウジング 1999年 8月号掲載


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