
構造計算書は年々ページが増えてきています。
現在 「長期優良住宅」 「フラット35S」 「建築確認申請」 の三本立てで申請手続き中の 「ブリリアント・コーナーズ」 (我孫子市)では300ページを軽く超えています。
今回芥川賞をとった、朝吹真理子の 「きことわ」 の2.5冊分 (きことわは、141ページ)、CDにすると4枚分くらいの厚さです。
そこで一番上のコルトレーンの 「ライブ・アット・バードランド」 の2曲目 「アイ・ウォント・トゥ・トーク・アバウト・ユー」 は厚さでなく長さです。一般的には曲が終わると当然それで終わりなのですが、これが違う。独特の美しいメロディが終わって、続くカデンツァが、ジョン・コルトレーンの真髄を表現している圧巻のテナーなのです。
この頃コルトレーンは遠征ライブでよく 「アイ・ウォント・・・・・・」を演奏していましたが、どれも圧巻なので聴き比べています。昔 「クリープを入れないコーヒーなんて」 というコマーシャルがありましたが、「カデンツァのないアイ・ウォント・・・・・なんて」 という感じです。

こちらは 「ソウルトレーン」 の2曲目に 「アイ・ウォント・・・・・」が収録されていますが、コルトレーンのカデンツァのない代わりに、ガーランド独特のピアノタッチが楽しめる一枚です。
実施設計中の 「カンツリー倶楽部」 (つくば市)、「江戸数寄庵」 (つくば市)も 「長期優良住宅」です。
構造計算書はもっと厚くなるのかなー。
Posted on 2月 13th, 2011 by admin
Filed under: 音楽