「東京人」の5月号、模型特集です。
オフィスの中の模型は外観を100、内部は30のスケールで統一していますが、たまに外観を200や30にしたりしています。200とは1/200のことで、200倍すると実物の大きさになります。住宅の場合はやはり100がいちばん分りやすいです。図面だけで表現できない場合もありますので、スタディ模型や、コンセプト模型なども作って検討することもあります。材質はスチレンボードか厚紙です。ほとんどスタッフが製作していますが、たまに外注するときもあります。
設計には少なくとも6ヶ月はかけますので(オーナー様と詳細に渡って打合せすると、最短でこのくらいは時間がかかります)図面や模型の進捗のたびに新たな発見が出て来る時がよくあります。現場は実際の構築で、それはそれで面白いのですが、模型作りを含めた設計過程が最高です。
朴(ほお)の木で作った磯崎さんの東京都庁のコンペに出した模型が出ていましたが、「木」で作る機会があったら、挑戦してみようと思っています。

Posted on 4月 5th, 2009 by admin
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