
ウレタンやオスモカラー、エマルジョンペイントなど、部位ごとに指定した塗料での塗装工事が、最終段階に入っています。今週はクロスなどの内装工事の方が現場を下見されていますので、来週にはパテ処理の工事が始まるかな、という状況です。
基礎の配筋や制震システム、発泡断熱・防水工事などのハードな部分のチェックに比べて、仕上げ部分は違った意味で別の神経を使うことになります。しかし、現場はある意味でドラマチックに展開されていき、そのプロセスがとても面白いですね。
タイトルにマイルス・デイビスの 「ベイジン・ストリート・ブルース」 を拝借していますが、その楽曲のごとく、緩やかに内部の各場面は主張しています。

幾分光の差込が弱い廊下からアーチをくぐり抜けると、透明な明るさに満ち溢れた場面に遭遇します。
ビルの谷間にあるマンハッタンの裏路地からチョット広い通りに出たときに、目の前にクライスラービルが現れた感じ、かな?

アーキヴィジョンの十八番、造作キッチンバックキャビネットです。
引っ越してから購入する家具とは、趣が違います。
現在設計中のリノベーションでも、造作バックキャビネットを取り入れます。
Posted on 9月 21st, 2013 by admin
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