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自然な建築

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先日見に行った馬頭広重美術館の設計者、隈研吾さんの「自然な建築」です。
建築がそれ自体として主張するのではなく、自然の中に溶け込む姿がうかがわれます。そのために、特に外壁のテクスチュアに関しては繊細なディテールを、木や石や竹などそこらへんにあるものを使って表現しています。馬頭美術館でも地元の八溝杉を不燃化して屋根に使っていますが、軒高を2.4メートルと低く抑えているため、なぜか親近感が沸きます。今にも屋根に手が届く高さにあり、人間的なスケールを緻密に、自然に、見事に表現していました。
今朝は日曜美術館(NHK教育テレビ)でヴォーリスの特集をしていて、隈さんが解説していました。教科書にも出てこないヴォーリスですが、キリスト教の伝道師としてアメリカから日本に渡り、そして日本に帰化し、近江八幡で建築家として活躍された方です。ヴォーリスの内部空間は、フランク・ロイド・ライトに共通する部分も多く、木と自然素材で表現された静かで落ち着いた空間です。
コンクリートのただの塊のようなもの、コンクリートの表面にただお化粧したもの(要するに、ただ目立ちたがりやのカッコだけ)を嫌う隈さんは、それらを20世紀の産物といわれていましたが、そのとおりに世界はなってきているようです。僕は20世紀の遺産としてもいいように思えます。
僕の周りの住宅作家の間でも、「磯崎さんの次は隈さんだ」などという話がいつも話題になっていて、隈さんがいつも中心にいます。さあ、来月は隈さんの「石の美術館」に行ってこようっと。                   
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まもなく着工の「TT」計画は、フランク・ロイド・ライトの初期作品の延長線を目指しています。
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馬頭広重美術館   うーん。いいですねー。

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