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ベーシスト:スコット・ラファロ

ビル・エバンスの抒情的なピアノトリオの傑作アルバムは、1960年前後のリバーサイドから多く出されており、中でもベース:スコット・ラファロ、ドラムス:ポールモチアンのトリオ演奏が高く評価されています。(一般的には)
数多くのプレーヤーの名演を残したマンハッタンのヴィレッジバンガードでは、このメンバーで、「ワルツ・フォー・デビー」 と、その同じ日に演奏した 「サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジバンガード」 が残されています。(1961年6月25日) 

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「ワルツ・フォー・デビー」

どちらかというと、暗く沈みこむ (また、そこが良いのですが) エバンスのピアノを、スコット・ラファロが持ち上げている感じです。特にスコット・ラファロのベースは、聞くものを陶酔の世界へと導きます。やはり音楽には 「陶酔」 は必要です。コルトレーンのヴィレッジバンガードでの演奏も圧巻ですが、ビル・エバンスの方もスコット・ラファロの助けを借りて?いや、スコット・ラファロがいたからこそ、最高のピアノトリオになったわけです。

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「サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジバンガード」

しかしながら運命の女神とは非情なもので、スコット・ラファロはこの演奏の10日後に交通事故で彼岸の世界へと旅立ってしまったのです。

その後ビル・エバンストリオのメンバーは入れ替わりながら、70年代の後半を迎えます。
当時、多くのジャズメンが麻薬で心も体も蝕まれていたようで、ビル・エバンスも例外ではなかったようです。70年代のビル・エバンスの演奏は、60年初頭までの演奏とはまるで比べ物になりません。悪い言い方ですが 「陶酔しない演奏」 にまで、下降してしまったと思います。

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そんな中でもこの 「ユー・マスト・ビリーブ・イン・スプリング」 は、エバンストリオ特有の感傷的で内面に向かう暗さが美しく表現されています。
しかし実際のところ、体はボロボロになっていたのでしょう。心もズタズタになっていたでしょう。そのような状況下で、このような演奏ができる力とセンスがまだあったとは・・・・・・・・・・・・。

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