CDジャケットの楽しみ
一度聞いたら忘れられない音楽、一度見たら忘れられないジャケット、この二つを同時に味わえる楽しみがレコードやCDにはあります。
もちろんすぐれたジャケットに対して、中身に温度差があるものもありますが・・・・・・・・・・・。
このジャケットのインパクトはかなり強烈で、脳裏に焼き付けられます。
バーンスタインのショスタコ第5番、1979年東京文化会館でのライブ録音。中身はジャケット以上にインパクトがあります。
スターリンの気を損ねないようにショスタコービッチは振舞っていたそうですが、・・・・・・・・・・。
もう一つ、こちらはプロコフィエフの交響曲全集。
ソ連の崩壊を物語るかのような冷たい情景。凍てつくようなシベリアの凍土でさえ暖かく感じてしまうスターリンの粛清。プロコフィエフはアメリカに亡命して、またソ連にUターンしたようですが、本当はアメリカ大好きなのかな?
これは同じソ連人、ドミトリー・キタエンコが振っているのが素晴らしい。
Posted on 8月 29th, 2016 by admin
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