「ハンドメイド」 な家作りは楽しい
末永く住まわれる 「家」 をただ効率だけで考えてしまうのはチョット残念なことだと思います。
当然ながら建築工法や建築材料も進化しています。外壁材、断熱材なども5年位前に比べて選択肢が増え、その時々の設計においては適切と思われるものを採用していますが、それだけでは物足りない空間になってしまいます。合理性の追求、例えば断熱性能、気密性、外壁の耐久性などはある程度数値で表されますので、それらは建築を構成するベースとみて、さらに一工夫を加えるように、いつも考えています。
現在工事中の「TT」計画の合理性の追求においては理想とされる選択をしていますが、そこで留まってしまいますと、遊び、余白がなく単なるハードとしての建築ができてしまいます。そこを乗り越えるために 「ハンドメイド」 「クラフトマンシップ」 などのキーワードを駆使して今日も粛々と進められております。
Posted on 1月 20th, 2010 by admin
Filed under: 設計