「宮殿」も「ビッチェズ」も69年でしたか
左はおそらく溝が擦り減っていると思われる40年以上前のLP、右がリマスターされていない古いCD。
依然として雲の上に君臨しているプログレッシブロックの最高峰、こちらも一度見たら忘れられないジャケットであると同時に、一度聴いたら忘れられない衝撃。
最後のエンディングはマーラー第3交響曲第六楽章と双璧をなすかも?
1970年前後にはジャズもロックも頂点を極めたアルバムが出尽くしてしまって、そのあとはポカーンと空虚な気分に・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ビートルズの「サージェントペパー」が67年、この「宮殿」が69年、ピンクフロイドの「狂気」が73年。ということは半世紀近く何もなく、ただ時計の針が進行している状態?
この3強でロックは終わり・・・・・・・・・・・・・ましたョ。
一方ジャズの方は、評論家の油井正一さんが言っていたように 「ビッチェズ・ブリューでジャズは終わった」 とは、まったくもって的を射ていたように思えます。
ビッチェズは1969年。なんだ、宮殿と同じ年だったのですね。
Posted on 9月 10th, 2016 by admin
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