「日経ネット」で「長期優良住宅の3階建て木造住宅が、震度6強で倒壊、防災研が実験」と出ていました。ネットではあまり詳しく出ていませんでしたが、防災科学技術研究所が行った、震度6強で揺れに耐えうるとしていた木造3階建ての「長期優良住宅」の基準を満たす住宅が倒壊し、実験を指揮していた東京都市大学の教授が「基準に問題ない」としていました。まだまだ研究の余地は残されていますね。
「長期優良住宅」という名前だけが先行して、内容が置いてきぼりになっているのが明らかになってしまいました。本来「基準が甘かった」とするべきところを「基準に問題ない」としたところが返って不信感を募らせてしまいます。こういうことは簡単なことで、基準を強化すればいいだけのことです。
つくば市にある「2×4住宅4階建て実験棟」(ツーバイフォー協会が主体となって建てたもの)では何年も前からさまざまな実験を繰り返し、データを公表しています。実際そのデータを生かした設計が行われています。本来、実験が先で認定が後なのが普通だと思いますが、どうでしょうか?
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アーキヴィジョンでは居住性とデザインのバランスを考えた設計を行っております。快適で末永くお住まいいただくために、断熱計画、構造計画は世界基準を標準とします。
構造計算を行い、建物の長期的な安全性を確認します。
外部、内部の空間構成については周囲の敷地環境を生かし、平面計画、断面計画、動線計画、収納計画などを細部にわたり検討し、「自然素材」に包まれた居心地の良い居住空間を目指します。
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Posted on 10月 28th, 2009 by admin
Filed under: コラム