ウォーターベイビーズ
茨城南部、梅雨明けを予感させる蒸し暑さです。
子供たちが水浴びをして遊んでいるジャケットとは裏腹に、中身の雰囲気はかなり深遠で、聴きごたえが十分である。子供たちは賑やかそうであるが、見つめる目はなんとなくニヒリズムに覆われているようにも見られる。ジャケットと内容が分裂気味なのが、このころのマイルスの特徴である。
このマイルスの 「ウォーターベイビーズ」 は、曲自体が寄せ集められているようなのであまり浮上しなかったけれど、一曲一曲の出来はかなり良い。作曲のほとんどをウェインショーターが手掛けているが、ジョーザビヌル率いるウェザーリポートの出現を、まるで予感しているかのようである。
このころのジャズはまだ熱かった。
明日も暑いかな?
Posted on 7月 17th, 2014 by admin
Filed under: 音楽