ピカソの「泣く女」とマコンデの「涙」
ピカソの1937年の作品「泣く女」。
「ゲルニカ」から半年ぐらいたって作成。ゲルニカによってピカソスタイルが集大成したとの見方もありますが、その後もこの「泣く女」の他、「ドラ・マールの肖像」「叫ぶ女」「化粧する女たち」「黄色のセーター(ドラ・マール)」「縞の帽子をかぶった女の胸像」「髪をすく女」など魅力的な女性像を矢継ぎ早に描いています。
実のところ僕はピカソの「泣く女」の心の中は、本当は悲しくなどなく笑っていると読んでいます。
「涙」 クレメンティ・マティ
Posted on 9月 27th, 2009 by admin
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