モノクロームの郷愁 VOL.07
「ザ・ケニー・ドリュー・トリオ」 1956 ケニー・ドリュー (リバーサイド)
ニューヨークの路地裏であろうか? 子供たちが遊んでいる光景は日本と変わらない。
ベース:ポール・チェンバース、ドラムス:フィリー・ジョー・ジョーンズは、当時のマイルスグループの一員。と言っただけで、なんとなくいい予感がする。雲間から光が差し込んでくるようだ。
これはニューヨークで生まれたピアニスト、ケニー・ドリューが、その濃厚な演奏を聞かせてくれる数少ないアルバム。なぜ数少ないかというと、ニューヨークの演奏よりウェストコーストやヨーロッパでの活躍が目立つから。ウェストコーストやヨーロッパのジャズはどうしても軽くなってしまう。
ケニー・ドリューの中では、このニューヨーク録音のずっしり感が一番良い・・・・・・・・かな?
それにしてもこのモノクローム写真、いいですね。
Posted on 10月 28th, 2014 by admin
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