レトロな光景 VОL.2
東日本大震災では、大きな被害を受けた真壁町 (現在の桜川市)。
屋根瓦の水平線が美しい、どっしりとした構えです。
江戸時代は、道路側の間口の長さに対して固定資産税のようなものが課税されていたようですが (全国的なものかどうかは分かりませんが) 、この市塚家は道路側の間口が広く計画されています。したがって建物の長く伸びた間口に合わせて、屋根の水平線の美しさを強調するデザインになっていった・・・・・・・・・ように思います。
フランク・ロイド・ライトの 「落水荘」は道路とは無関係ですが、やはり水平線が美しく表現されていますね。
Posted on 5月 13th, 2012 by admin
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