ロビンソン・コルクタイル
床材として時々使う「コルク」です。ポルトガルのロビンソンブラザーズ社のものしか使ったことはありません。座ったときの感触がよく、夏はひんやりとし、冬は冷たくならないところがビニール系のシートといちばん違うところです。吸音性にも優れていて、特に物を落としたときの衝撃音の吸音性に効果があります。それらは、コルクの密閉細胞膜とその中の気体の働きによるものです。ガラスのコップを落としても、割れるときの方が少ないのではないかと思います。
表面の仕上げと厚さが何種類かあり、使う場所と機能で使い分けています。仕上げでは、ポリウレタン仕上げと強化ウレタン仕上げのものを使うときが多く、温水循環方式の床暖房に対応しているものもあります。
築23年目に入った、アーキヴィジョンオフィスでもキッチンとパウダールームに使っています。ヤマハアビテックスを2階に設置した「ヤマハアビテックスのある家」では1階のLDKすべて、このロビンソンコルクタイルを敷いています。
Posted on 4月 26th, 2009 by admin
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