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ローマ帝国もビックリ

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ベトナムの知人から遊びの件で連絡がありまして、久しぶりにチャンパ遺跡の本を見ていました。
歴史教科書では必ずローマ帝国は出てきますが、チャンパ王国はなかなか出てきません。都市ローマが建設されたのは紀元前13世紀頃からですが、帝政の始まりは紀元前27年が通説になっています。15世紀中ごろに東ローマ帝国が滅亡しているので、帝政の始まりから約1500年帝国が続いていることになります。
一方現在のベトナムあたりに位置するチャンパ王国は、2世紀ごろに建国されています。その間、ジャワ軍やカンボジア軍などとも戦いながら、地政学的には自らの領土を広げず、どちらかというとひっそりとヒンズー教の寺院を建設していました。もちろん王国だから攻めたり攻め込まれたりの連続であったと思われますが、ローマ帝国に比べれば、その幼稚さは否めないでしょう。寺院の一部がチャンパ遺跡として、現在のベトナム中部から南部にかけて残されています。
15世紀中ごろベトナム軍に攻め込まれ亡国しましたが、なんとその時間距離は帝政後のローマ帝国とほぼ一致するではないですか。これは驚くべき出来事です。 

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