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   茨城県守谷市の一級建築士事務所
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床下暖房システム

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基礎コンクリートの中にヒーターユニットを埋設して暖房する、エナーテック社の「低温・輻射熱暖房」です。スラブヒーターとも呼ばれています。
暖められた床下空間からガラリを通して1階に対流熱を送り込みます。
温水循環型パネル方式の床暖房と比較してみると 

■メリット
1 ボイラーが不要
2 オール電化と組み合わせて、電気代が安くなる
3 床面の表面温度が22℃くらいのため、低温やけどの心配がない
4 深夜電力で蓄熱できる
5 灯油などの補充が不要
6 玄関、タイルの浴室にも施工できる
■デメリット
1 布基礎立ち上がりの断熱材に注意が必要(白蟻)
2 あまり暖かく感じない
3 床と同レベルのガラリの位置に制限がある
4 コンクリートに埋設したヒーターユニットに故障が出た場合、修理が大変
5 吹き抜けのないプランだと、2階の床面温度が1階より約4℃低くなる 
などが考えられますが、低温・輻射熱にこだわった暖房システムとしては、優れていると思います。
現在計画中の住宅で、見積りを取る準備をしています。

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