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柱状改良工事終了

昨日予定通り「YMO」計画の柱状改良工事が終わりました。
スウェーデンサウンディング調査のデータから、構造設計者、調査会社と協議の上、最終的に地盤補強の決断をしました。
通常改良地盤の許容支持力の計算は、極限周面摩擦力と極限周面支持力の和に改良体の本数を掛けた値(長期許容支持力)が、建築物の総重量に対してどれくらい上回っているかを判定するものです。今回は地盤面下5メートル付近にのみ軟弱があった他、下記の理由で補強すべきか迷いました。

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 構造計算により、基礎の荷重が通常の2階建て基礎の2倍である。(ベース厚300ミリ)
2 地盤面下5メートル付近以外は良好な地盤で、7メートルで安定層になっている。
3 建物の外周が矩形で変形していない。
4 深度8メートルまで粘性土であり、5メートル付近に水位が見られる。
5 2階の床荷重を290キログラム/㎡で計算している。 

2009100201.jpg

改良体の本数計27本、改良体長さ6.2mから6.5m、セメント添加量300kg/㎥で施工が完了しています。
この後施工会社の「一軸圧縮試験結果」が報告されます。

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