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温故知新

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今日は、「第1回ツーバイフォー大型建築物事例研究セミナー」 (日本ツーバイフォー建築協会主催)でした。場所はフランク・ロイド・ライトの弟子の、遠藤新が設計した自由学園の講堂でした。講堂から道路を隔ててライト本人設計の明日館が、10年前の保存・修理工事によって蘇っています。その人間的なスケールとライトがこだわった建具の装飾など、今でも感動を与えてくれます。
一方セミナーの方は、「大型建築物」ですから対照的でした。テクノロジーを追いかける、といったところでしょうか。セミナーでは「諸外国の大型木造建築物」や「構造技術者が考える大型木造建築物」などのテーマで実例豊富な内容でした。セミナーというとどこかのビルの一室が定番ですが、遠藤新設計の講堂もライトの精神を忠実に受け継いでいるのが伺えました。ほんのり暗い落ち着く講堂です。
しかし懐古趣味ばかりに浸っているわけにもいきません。「温故知新」の気持ちになれるこの場を設定したツーバイフォー協会も、にくいですね。

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