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   茨城県守谷市の一級建築士事務所
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208・外断熱のウラ側

スケルトン&インフィルを現実的、そして具体的に表現した「208・外断熱の家」のウラ側です。うち側といった方が正しいかもしれません。45センチ間隔にある縦の木材が208材(38ミリ×184ミリ)で、この木材と構造用合板で耐力壁を構成します。耐力壁の外側に断熱材(ネオマフォーム)を張っていますので、このように柱の間を自由に使えるわけです。通常この隙間に断熱材を施工し、石こうボードや仕上げ材を張ったりしますが、その必要のないのが外断熱工法のメリットです。         

桁行方向はご覧のとおり、全て収納になります。したがって造作工事で本棚を作ったり、家具の本棚を買ったりする必要はありません。階段下(踏み板の裏側)は物入れになっており、ここも柱の間に棚をつけるだけで、かなりの収納量が確保でき、効率的な空間活用になります。                                                                                       インフィルを構成する間仕切り、キッチン、ユニットバスなどは、家族構成の変化などに対応して、容易に取替え、位置の変更ができることも特徴のひとつです。さらに、断熱材の外側に通気層をとった上で外壁材「ガルスパン」を張っていますので、耐久性にも期待が持てます。                                                                           写真は昨日撮影のものでご入居約2年です。新築時のときに比べ、飴色に変化しつつある無垢のパインフローリングと、同じくスッピンであらわされた構造躯体がいよいよ落ち着きを増してきました。                                                                 竣工2年目のオープンハウスは221日(土)完全予約制です。 

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