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クライスラービル

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歴史シリーズ第9弾は、ニューヨーク摩天楼の帝王「クライスラービル」です。スタッフが作成した
100を越える模型の中で、最も手の込んだものです。
ユニオンパシフィック鉄道会社の機械工であったクライスラーは、1925年に自らの名を冠した自動車メーカーを設立して、またたく間に業界トップの座に君臨しました。彼のサクセスストーリー象徴するこのビルは、いつも自動車産業の黄金時代と結びつけられてきました。
ステンレス製のアールデコ様式のてっぺんの塔は、車のラジエターグリルを模して造られ、壁の装飾も、1929年型クライスラーの翼付のラジエターキャップやホイールなど、自動車の部品をモチーフにしています。
1930年の落成の数ヵ月後には、世界一の高さをエンパイアステートビルに譲り渡すことになりますが、ウィリアム・バン・アレン設計の、この77階建ての建物はマンハッタンの中では別格の存在を保ち続けています。
世界大恐慌の中で出現したこの傑作、そして世界同時不況の今、「クライスラー」は新たな試練を迎えています。

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