LPレコード
「サーパンタイン・ファイヤー」 (1978 マーク・コルビィ) LPレコード
マイルスの 「ビッチェズ」 以後、なんとなく虚脱感に覆われていたようなジャズの世界。
ハービーハンコックやジョー・ザビヌル率いるウェザーリポートなどが試行錯誤する中、ジャズでない世界に変わってしまったような・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
その中に 「フュージョン」 という、明らかにジャズとは違う世界が登場したものです。
エレクトリックピアノやエレキギターがメインになってきます。
ポワポワッとした感じです。その音色はコルトレーンの吹くテナーとは対極にある感じです。
そこでこのマーク・コルビー。
今LPレコードがリバイバルしてきているようですが、確かにCDに比べ温かみのある演奏に聞こえます。
2曲目の 「デイ・ドリーマー」 などは昼下がりの午後の、それこそけだるさの中で睡魔に襲われそうな、なかなかの名演です。
30年ぶりに聞きました。
Posted on 11月 5th, 2015 by admin
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