30坪前後の敷地で、30坪前後の住宅の新築を考えている方の勉強会です。当日は今までの実例を元に、具体的なコストまで検討していきます。
■　設計条件　　
構造：枠組み壁工法2階建て（22条地域）　　
延床面積：97㎡から105㎡を想定（施工床面積）　　
主な特徴：屋根は2重通気遮熱工法・外壁は乾式工法・ＬＤＫと玄関ホールは温水循　環方式床暖房設備と無垢のパインフローリング・サッシは全て遮断熱ペアガラス・基礎その他の構造は、住宅性能保証の基準に適合する仕様　　
概算総工事費：1.490万から1,580万（消費税は別途）　　
総工事費に含まれる項目：屋内外給排水設備工事・照明器具（全室）・電気設備工事・　床暖房設備工事・冷暖房工事費　　
総工事費に含まれない項目：上下水道引き込み工事費・軟弱地盤による基礎補強工事・　ロフト工事・各種納付金・ガス工事・解体工事費・登記費用・引越し費用・　ローン保証料・地鎮祭費用・各種保険料・設計監理料（総工事費の12％）　・確認申請費用（18万円）
■　地域条件　　
茨城県南部と千葉県北部で1～2棟
■     設計期間と工事期間の目安　　
設計期間：4ヶ月前後、工事期間：5ヶ月前後
■     工事費の検討　　
ＣＭ方式（コンストラクションマネージメント）で行います。2～3社の施工会社から見積りをとる競争入札方式ではなく、電気工事や屋根・板金工事、断熱工事など各工事の専門工事会社が直接積算して出てきた見積りを精査した上で、その工事費（原価）に施工会社の経費（現場を運営していくための必要な経費等）を上乗せする方法です。
エアコン、照明、住設機器などはインターネット価格とも比較します。（例：設計価格34万円のリンナイ製24号オートタイプのボイラーが原価8万円、設計価格154万円のＩＮＡＸのラ・バス1620が原価61万円「工事費込み」などです）
■     打合せによる追加工事費　　
面積、仕様などの変更により追加工事費が発生すると考えられる場合、次回の打合せ　　時にその追加した部分の概算コストを提出します。
■     打合せ回数　　
設計契約時から工事請負契約まで10回を基準とします。
■     工事監理　　
通常通りです。引渡しまで4回に分けて工事監理報告書を提出します。　　
第1回　基礎完了時　　
第2回　上棟時　　
第3回　造作工事完了時　
第4回　引渡し時　　
工事中のオーナー様立会い打合せは月2回を標準としますが、監理は週1回を標準と　します。　　　　■ 「30坪の小宇宙」設計勉強会
日時：2009年3月8日　午前10：30から12：30（完全予約制）

場所：アーキヴィジョンオフィス

Posted on 2月 10th, 2009 by admin
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