骨組みの模型 「NHT」計画
江戸川区の「NHT」計画の枠組壁工法、骨組みの模型。1998年竣工です。構造は理路整然としており、基本に忠実なスタイルです。正面の大屋根は吹き降ろしていますが、寄棟屋根の2階建てで、延床面積は約50坪です。
中央の丸窓が入る部分は1,2階通しの吹抜けになっており、間柱(スタッド)も1,2階通しになっています。(この模型でもお分かりいただけると思います。右側部分は、スタッドが1階と2階で別れていますが、中央から左部分はスタッドが通しになっています)
軟弱地盤に建てられた「NHT」計画は206工法を採用し、この建物全体を長さ4メートルの拡底鋼管杭38本で支えられています。拡底杭とは、鋼管杭の先端にスクリュー〔のような鋼鈑〕を現場で溶接して、その反力で建物を支える工法です。
Posted on 2月 10th, 2009 by admin
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