アンダーセン搬入
北米を代表するサッシメーカーには、カナダのローウェン、アメリカのペラ、マーヴィン、アンダーセンがあり、輸入住宅によく採用されています。
当社でも海外居住経験のある方々に、多く採用されています。
そして今回、アンダーセンのサッシが現場に搬入されました。
フレームの外側が普通アルミなのに対して、PVC (硬質ポリ塩化ビニール樹脂) で被覆されているところが、他社と違う一番の特徴です。PVCとアルミの熱伝導率は1000倍以上違います。
PVCと木の熱伝導率がほぼ同じであることを考えると、納得がいきます。
二番目に違うところは、網戸の網部分が普通のサッシではビニールを使っており切れやすいのですが、この部分はガンメタ色のアルミになっています。まず破れることはありません。
アーキヴィジョンオフィスでも正面の4か所にアンダーセンを採用しています。
この建物は実験住宅の意味合いもあり、当時結露しやすかった国産のサッシもあえて採用しています。来年4月で竣工29年目を迎えますが、網戸は一度も交換したことはなく、新築当時と性能はあまり変わりません。
今でこそ断熱性やら、高気密などナンチャラ、カンチャラ言われていますが、当時アンダーセンは最高のサッシでした。
Posted on 11月 17th, 2014 by admin
Filed under: 建築材料