モノクロームの郷愁 VOL.10
「クール・ストラッティン」 1958 ソニー・クラーク (ブルーノート)
これほどいろいろなところに使われたジャケットはあるのかな?
ソニー・クラークのというより、ブルーノートを代表するアルバム、というのが一般的な言われ方のようであるが、その魅力は、実はこのジャケットにあるのではないかな?
アルバム全体のファンキーさ、そう、これ以上のファンキーさ加減はないよ、的な感じを、マンハッタンを闊歩するミセスの足元の一点で表現する見事なショット。
ミセスの足取りも軽いが、鍵盤も軽い。
大ヒットした日本の演歌歌手の、それこそ顔だけ大きく写して虚しさに包まれたジャケットと比較してみると、オモロイヨ。
Posted on 11月 13th, 2014 by admin
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