外壁メンテナンスの一考察
昨年外壁を一新した「TОDS」リファインの仕上げの過程です。
一部既存の外壁で痛んだ部分を補修した上、通気胴縁を横に流し、その上にガルスパンで仕上げる方法をとりました。既存の外壁は、窯業系のサイディングです。
ガルスパンには断熱材がすでに注入されており、表面のガルバリュームと一体になっています。しかし断熱効果の期待よりも、既存の外壁とガルスパンの間の通気性により、常に外壁が乾燥状態にあるため、耐久性を考えたときにはより効果的だと考えました。コストのことも考慮に入れると、この方法をお勧めします。
ランニングコストとして、今後壁の塗り替え費用もみなくてよいことになります。
1986年竣工で、22年目にして外壁をリファインしましたが、内部はいたって元気ですので改築などは行っておりません。
「TODS」リファイン (流山市、1986年竣工、2008年外壁りファイン)
Posted on 9月 25th, 2009 by admin
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