小豆色の色彩で統一した「高気密・高断熱の家」(2009年2月完成)の2階北側にあるオーナーの書斎です。 理知的な雰囲気を醸し出すように、空間の高さ、色合い、適度な採光、細部の寸法などを決めていきました。一方現実的な収納量としてはこれだけでは足りませんので、右奥上部の7帖のロフトが活用されます。オーナー様が既に使っている本棚などは、ロフトで再活用されます。 左側本棚の一番下の棚板は取り外しができるようになっており、そこには正面のパソコンカウンターからの配線が隠されており、機器類の配線が部屋の中に現れないようになっています。取り外しできますから、配線の変更やメンテナンスにも対応しています。撮影のスタンディングポイントあたりには大型スクリーンなども配置され、とかく配線だらけになってしまいますので、隠す工夫にこの本棚は貢献しています。
Posted on 8月 8th, 2009 by admin Filed under: 設計
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