施主検査と近隣のちょっとした出来事
引渡し日、引越し日も決まり予定通りに進んできました 「MОDA」計画、今日はオーナーお立会いの元で竣工検査が終わりました。
我孫子市「MОDA」計画、リビングから見る
設計期間中だけでなく、工事期間中もオーナーには不安を与えてはいけないと思い、いつもいろいろと考えています。不安になられることとして近隣関係、工務店の経営などです。
設計者は 「オーナーの利益の保護を図り、建築文化の向上と発展に努め、もって公共の福祉の増進に寄与する」 ことを(社)建築士
ここでいう 「公共」 のもっとも身近な解釈として、オーナーにとっては隣接地にお住まいの皆様になるでしょう。設計者から見れば単なる隣接地であっても、引渡し後オーナーにとってはお隣さん同士になるわけです。ここのところが分かっていない設計士は、たとえ設計した建物が目立ったとしても2流建築士といわざるを得ないでしょう。
与えられた敷地の中だけで周辺環境を読解しないで、3Dで格好だけ付けた、それこそ誰が見ても感激しそうなパースを作って、ハイ出来上がりでは大学2年生でもできますね。(こんなことを書くのには、ちょっとした出来事があったからです)
Posted on 2月 28th, 2010 by admin
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