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歴史シリーズ　「ワシリーチェア」

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歴史シリーズ第8弾は、リートフェルトに続いて椅子です。建築の模型は全てスタッフが制作していますが、椅子の方はヴィトラ・デザイン・ミュージアムのミニチュアチェアーコレクションです。
この椅子、かなり座り具合がいいです。皮製のものは、スーと滑ってしっくり収まります。座面の角度が奥に下がっていますのですぐ滑るところがいいのです。さー、何かをやろうと、立ち上げさせるわけでもなく、居心地がよすぎて居眠りをしてしまうような椅子でもありません。ハンガリー生まれのマルセル・ブロイヤー（1902～1981）の1925年の作品。
ニッケルメッキのパイプ椅子ですが、1965年から「ワシリー」の名でガヴィーナ社から売り出されたので、今では「ワシリー」という名前の方が有名になっています。オリジナルは座面、ひじ掛け、背もたれは布製でした。

Posted on 2月 25th, 2009 by admin
Filed under: 歴史シリーズ

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