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歴史シリーズ「モンソー公園の市門」

歴史シリーズ第6弾は、新古典主義の建築家クロード・ニコラ・ルドウのパリにある「モンソー公園の市門」(1789年)。
ルドウはおびただしい数の計画案を残しているが、その計画案に対して実現した建築はわずかである。わずかであるといっても、あの有名なパリの南、スイス国境に近いアルケスナンにあるショーの製塩所をはじめ、ラ・ヴィレットの市門、プラス・ド・ナシオンの市門などフランス革命期にいくつか残しているのも事実である。                               
建築家を2つに分けるとする。実務的建築家と空想的建築家という分け方だ。ルドウは後者に分類されるのかもしれないほどの魅力的で空想的な、だからといって実現できそうも無い建築ではない計画案を数多く残している。計画案に対して実現した建築が少ないため空想的建築家としたとしても、新古典主義の時代を代表する建築家であることには変わりない。
貴族社会に生きたルドウが、ともすれば革命の荒波がアンシャンレジーム打倒という標語の中に飲み込まれてしまったのかもしれない。2009020501.jpg

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