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   茨城県守谷市の一級建築士事務所
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深刻な空き家問題

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最近報道などで多く紹介されている 「空き家問題」

衝撃的な数字がページを賑わせていますが、「解決」 は難しそうです。
 「解決」 するにしても様々な要素が複合していて、これはいずれ深刻な問題になってくると思います。一軒家の問題というより、まちがいなく地域、そして都市問題に発展していきます。
空き家をうまく活用、あるいはリノベで魅力的な店舗に改造,などと言葉では簡単ですが、現実的にはゴミ同然のものを再生するわけですから、たいへんです。残念なことですが、大半の空き家はそのまま朽ち果てていくような気がします。

この本の中で書かれていますが、足立区の実態調査で老朽家屋が2133件、そのうち老朽危険家屋は421件、特に危険度の高い家屋とされたのは63件、そのうち、除去されたのは24件、とあります。この数字はこれから減っていく数字ではありません。
人口の減少と反比例するように、空き家の数は増大し続けます。

仕事柄、新しく建てる方(新築)とリノベーションをやっていますが、どちらの場合でも 「正しく長持ちさせる家」 を念頭に設計してきました。これからは朽ち果てていきそうな空き家を、うまく再生させることも手掛けていこうと考えています。

それにしてもこの中川さんの著作は実例も豊富で、わかりやすかったです。

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