色合いを楽しむ
我孫子市で工事が進められています「MОDA」計画では、建具をシナベニヤで製作しています。
シナベニヤ自体はローコストな材料です。木目がシンプルで建具の他、天井に張ったりしますが、塗装により雰囲気がガラリと変わります。リビングの入り口のガラス引き戸のみタモの突き板で製作しました。ちょっとした空間の違いで素材の使い分けをしました。
ここはトイレのドアです。
塗料のオスモカラー・ウッドワックス (色はウォルナット) は塗装する材質の違いにより深い色合いになったり、やや明るめになったりと変化が現れます。ドアはシナベニヤ、枠はパインです。パインの方はご覧のとおり、ドアのシナベニヤに比べてさらに濃淡が出てきます。パインはどちらかというと柔らかい木ですので、塗料の染み込み具合もなかなかよいです。工場生産のものでは決して味わうことができない色合いです。
ここはトイレのカウンターと小物入れです。カウンター、建具共ウォルナット塗装ですが、カウンター部分は水跳ねのためこの上からウレタン塗装をかけます。
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Posted on 1月 6th, 2010 by admin
Filed under: 建築材料