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輸入住宅の定番を越えて考える

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工事中の「TT」計画

過去にこのような変形L型階段を幾度か設計したことがありますが、すべて1階から2階までスピンドルの手すり子で通したものでした。
輸入住宅の定番といえるオーバー・ザ・ポスト 
(手すりが親柱の上に付き、一番下がカタツムリのようにくるくる回っているスタイル) 又はポスト・トゥ・ポスト (親柱と親柱の間に手すりをつけるスタイル) による設計です。

今工事中の「TT」計画では、スピンドルを途中で分断します。室内の壁の仕上げで使うレッドシダーと調和するデザインを、この分断した部分に取り入れます。この変形L型階段は平面的な広さを必要としますので、ラージサイズの輸入住宅に適したスタイルです。ラージサイズの輸入住宅は、とかくデザインが大味になってしまいますので、インテリアの細部を突き詰めることが重要になってきます。だからといって既製品のデコラティブのようなアイテムではまったく面白くない。そこでインテリアのアイテムも既製品はほとんど使わず、華やかさを少し抑えて大人の雰囲気で設計し(設計している本人はまだ子供の延長ですが・・・・)、大工さんに製作してもらうようにしました。ここでは階段の形状をあえて変形とすることによって、単調ではないダイナミズム、上り下りのわくわく感、ホールからLDK、そしてこの階段のある吹き抜け空間の連続性、を表現することにしました。ここは建物の中心です。

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